テレビを見るとどうなる?

こんにちは


大澤です。

 

 

ふと思い出したので書きますね。

 

サラリーマン時代、僕は毎日言い知れぬ恐怖心や不安を抱えて生活をしていました。

 

「早く帰りたけどみんな帰らないので帰りづらくて帰れない。」

「嫌なことを嫌だと言えない。」

「突然将来が不安でしょうがなくなる。」

「自分が会社に意見すると愛する家族に迷惑がかかるから我慢しよう。」

「職場の人間関係がこじれるのが怖い。」

「本当にこれでよかったのか不安になる。」

「欲しいものが買えなかった時に自分が情けなくなる。」

 

など。

 

 

さて、なぜ人は不安になるのでしょう?

 

 

それにはこんな理由が多かれ少なかれあると思われます。

 

 

私たちは日々テレビを見たり、新聞、雑誌を読んだり、

ラジオを聴いたりお店に買い物に行ったりしますよね。

 

日々生活をしていると毎日私達の目や耳に送り込まれてくる

メッセージがたくさんあります。

 

 

それは広告のプロ達が、ずっと昔から人々の恐怖心を効果的に煽ったり、

欲望を与えたり、その欲望を叶える手段を教えたりして、

人々の行動の動機づけが出来ることを知っているのです。

 

 

言い換えれば、恐怖のボタンや欲望のスイッチを正しく押せば、

特定の商品を買わせたり、特定のサービスを受けさせることが可能ということです。

 

例えば保険のCM。日本人はガンが多いとか。

 

健康を煽る食品とか。年金問題のネタとか。

 

基本的にはテレビや新聞などはスポンサー

(商業放送番組の提供者。広告主。転じて、資金を出してくれる人。)

がいます。

 

 

そのスポンサーはその企業にとって貴重な収入源です。

少なくともスポンサーの悪い事は流さないし、スポンサーのご機嫌取りのために

スポンサーにとって有益になる情報をもちろん流します。

 

そもそもテレビや雑誌や新聞などは広告業なので

中立の立場で物事を正しく伝えるということ自体が

あまりスポンサーには喜ばれない、という事だと思います。

 

 

 

因みにNHKは国営ですが、中立な立場ではなく

やはり国の利益になる様な放送の仕方をすると思います。

 

 

CMはこんな感じでしょうか。

この車を運転すればあなたは成功者だ。

このダイヤモンドを持つことこそが人生に充足感を与える。

旅行に行って素敵な体験を。

 

こんな風ですかね。

 

 

僕らは小さな頃から、物を持てば満たされると言うメッセージと同時に、物を持たねば

決して満たされることがないと言うメッセージを無意識に刷り込まれて生きてきました。

 

 

もしそういう事情に注意を払わずに生活をしてしまうと、毎日さらされている大量の

宣伝メッセージを鵜呑みにしてしまい、その人の幸せや充足感は、

物やサービスによってしか得られないと信じ込むようになってしまうようになります。

 

 

その結果私たちは段々とやりたくもないことを続けていかねばならないと思ってしまうようになる。

そして経済状況もそういう状態に陥っていく。

物を買わないと満たされないと思いこんでしまってるがゆえに。

 

 

そこで私は初期の頃に、自分の周りから広告を意識的に遠ざけました。

 

試しにやってみてもらうと効果がとてもわかります。

 

自分が更に幸せになる為の情報以外は極力カットしていきましょう。

 

マインドコントロールされてるうちは真の幸せは味わえません。

幻想から目を覚ましましょう。

 

今日も読んで頂きありがとうございました。